小野市長へ答申書を提出する高井会長(右)=伊豆の国市役所

 ■「改定は待ったなし」

 伊豆の国市下水道事業運営審議会(高井利和会長)は1日、市役所で小野登志子市長に下水道使用料の改定に関する答申書を提出した。2カ月当たり20立方メートルまでの基本料金1600円を2100円に、1立方メートルごとの超過料金80円を105円に、それぞれ引き上げることを盛り込んだ。

 市は下水道使用料で必要な費用をまかないきれておらず、不足分を一般会計からの繰入金に頼っている。下水道利用者と未整備地域の市民との間で公平性を欠くことや、汚水を処理する県狩野川流域下水道から維持管理負担金の大幅な値上げが示されていることなどから、市は昨年11月、改定について意見を求める諮問をした。

 高井会長らが小野市長を訪ね、答申書を手渡した。営業用温泉汚水については据え置き、基本料金なしの1立方メートルにつき50円を維持する。市は旧3町時代の1996年以来、下水道使用料の改定をしておらず(合併時の温泉汚水の料金体系統一を除く)、高井会長は「先送りしてきたツケ。(改定は)待ったなしと思っている」と話した。

 市は23日の市議会全員協議会で示した後、9月定例会に市下水道条例の一部改正を提案する見通し。

 【写説】小野市長へ答申書を提出する高井会長(右)=伊豆の国市役所