5歳児健診の事前研修で設定保育に取り組む参加者=伊豆市の修善寺生きいきプラザ

 ■流れ確認へ事前研修

 伊豆市は4年前から、5歳児健診を行っている。発達障害を発見するだけではなく、保健や医療、福祉、家庭が連携して集団生活を円滑に進め、適切な支援につなげることを目的に取り組んでいる。県内では御前崎町に続いて始め、現在も実施自治体は少ないという。

 3歳児健診以降、就学時健診まで子どもの発育、発達の程度を知る公的な健診がない。しかし、やる気や気持ちのコントロール、考える力が発達するのは4、5歳頃のため、同市はより良い子育て支援を目的に5歳児健診を始めた。2012年度に試行事業「すこやか園訪問」を行い、翌年度から本格的に取り組んでいる。

 本年度は9~11月に、各こども園・保育園などで行う。小児科医師と臨床発達心理士、保育教諭、保育士、保健師が診察やアンケート、設定保育場面(集団)の観察、個別相談、講話などを行う。

 実施に向けた事前研修会をこのほど、修善寺生きいきプラザで開き、市担当課や保育園・こども園の保健師、保育士、特別支援コーディネーターら約30人が参加した。どの園でも同じように健診が行えるよう、目的や当日の流れなどを確認したほか、設定保育のデモンストレーションにも取り組んだ。

 健診に関する問い合わせは市こども課〈電0558(72)9850〉へ。

 【写説】5歳児健診の事前研修で設定保育に取り組む参加者=伊豆市の修善寺生きいきプラザ