介護体験を発表する会員たち=伊豆の国市のプレーゲおおひと

 伊豆の国市は21日、地域密着型介護老人福祉施設・プレーゲおおひとで「私の介護体験記発表会」を開いた。介護をしている人や経験者でつくる「伊豆の国介護の会」(三木孝治会長)の会員3人が、自身の経験を通じて「1人で抱え込まないこと」の大切さを説いた。

 3人はそれぞれ、しゅうとめや夫、母親の介護について発表した。若年性認知症となった夫を介護した大川和美さん(67)は、急に怒り出したりする夫の介護に苦しんだ当時の心境を赤裸々に語った。介護の会で同じ境遇の人と悩みを共有し、学んだことを挙げ「周囲の人と話をし、助けてもらった。孤立した介護は避けた方がいい」と呼び掛けた。

 発表会は同施設で毎月開く認知症カフェ「ちょっくらカフェ」の中で行い、利用者約30人が真剣な表情で体験談を聞いた。

 【写説】介護体験を発表する会員たち=伊豆の国市のプレーゲおおひと