■川勝知事「東京五輪・パラに集中」

 伊豆市大野の屋内自転車競技場「伊豆ベロドローム」での開催が見込まれていたトラック自転車競技の2019年世界選手権の開催地が、ポーランドのプルシュクフに決まった。県は21日、日本開催を国際自転車競技連合(UCI)に申請していた日本自転車競技連盟から報告を受けたと発表した。同会場で20年に開かれる東京五輪・パラリンピックへ向けた“プレ大会”と期待していた関係者に、驚きと動揺が広がっている。

 同連盟は今年1月末、UCIに立候補した。県は同月31日、準備委員会を立ち上げ、7月に第2回会合、五輪・パラリンピックと世界選手権開催に向けた伊豆半島・東部地域市町連絡調整会議を開いた。

 川勝平太知事は21日の会見で「青天のへきれき、事情がよく分からない。(同連盟会長の参院議員)橋本聖子先生からも電話があり、びっくりしているとのことだった。プレイベントと位置付けていたが、これからは五輪・パラリンピックの成功に集中し、万全の態勢で臨みたい」と語った。

 伊豆市の菊地豊市長は「誠に残念。世界選手権は参加選手数、実施種目とも五輪よりも規模が大きな大会と聞いていた。今後は東京2020大会の成功に向け、東京都と組織委員会、国、県、伊豆半島の各市町、関係団体、そして市民のみなさんと一致団結して全力で取り組みたい」とコメントした。