平井署長(左)から委嘱状を受ける指導員=伊豆の国市役所

 大仁署は21日夜、伊豆の国市役所で「振り込め詐欺撲滅指導員」の委嘱式を開いた。伊豆、伊豆の国両市の区長31人が対象で、警察からの情報に基づき高齢者に詐欺への注意喚起をする。

 同署では初の取り組み。伊豆の国市では区連合会役員のうち16人が委嘱を受けた。平井伸英署長は、同署管内の詐欺電話認知件数が昨年全体で201件だったのに対し、今年は9月18日までに253件あるとし「異常な事態が続いている。地区の皆さんの力を借りるソフト面の対策が急務で、会合の場などで詐欺防止について話題にしてほしい」と協力を呼び掛けた。

 指導員の任期は来年3月31日まで。警察から詐欺防止に関する情報を随時受け、各地区で呼び掛ける。本年度から講習を受けてきた。伊豆市では26日に15人に委嘱する。

 今年8月末までの同署管内の詐欺被害は9件で、昨年同時期より1件少ない。被害額は1136万3千円となっている。詐欺の未然防止は11件3920万円にのぼる。

 【写説】平井署長(左)から委嘱状を受ける指導員=伊豆の国市役所