20周年を祝い牛乳で乾杯する来場者=函南町丹那のオラッチェ

 ■イメージソングを披露 きょうまで

開国20周年を迎えた函南町丹那の酪農王国オラッチェは23日、多彩な記念イベントを繰り広げた。開幕式典で家族連れを中心とした来場者が牛乳で乾杯して「20歳の誕生日」を祝った。24日まで。

 会場では2日間限定でチョコレート味の特製ソフトクリームを販売する他、フードコート、野菜と花のマルシェ、餅まき、豪華景品が当たる検定ウルトラクイズなどを開く。

 初日、ステージで片野敏和社長が「20年前、どしゃぶりの雨の中“開国”した。感慨深い。多くの人の協力と支えた社員、地元に感謝する。施設で自然、農業、心の温かさを感じてほしい」とあいさつ。来場者と牛乳で乾杯して20年を喜んだ。

 東京に住むシンガーソング遊びライターとして活動する小沢かづとさん(37)がオラッチェのイメージソングを披露。小沢さんは本県で活動中に施設を気に入り、今年20周年と知って曲を作った。元保育士だっただけに「子どもも口ずさんで楽しめるリズミカルな曲調にした」と話した。

 同施設は1997年9月23日、函南東部農協と町、消費者団体など7団体による第三セクターでスタートした。丹那の乳製品の販売拡大や農業振興などが目的。約1・9ヘクタールに乳製品、農産物加工施設、地ビール工房、レストランなどがあり、動物とのふれあいや酪農体験もできる。来場者は毎年17~18万人前後で、施設によると「20年間で少なくとも270万人以上だろう」という。問い合わせは同施設〈電055(974)4192〉へ。

 【写説】20周年を祝い牛乳で乾杯する来場者=函南町丹那のオラッチェ