口腔外科を扱う三島歯科医療センターと大木教授(左から3人目)とスタッフ=三島市の日大国際関係学部三島北口校舎

 ■東部地域歯科医師会と連携 難症例の受け皿果たす

 三島・伊豆地区初の口腔(こうくう)外科に特化した診療を行う日本大歯学部三島歯科医療センター(センター長・大木秀郎教授)が三島市に誕生し、間もなく2年になる。県東部地域の歯科医師会と連携して診療、難症例の受け皿としての役割を果たしている。

 口腔外科は抜歯、腫瘍、外傷、変形、粘膜病変などを取り扱う。一般には親知らずや顎(がく)関節症の治療で知られているが、県東部には専門病院は少ない。このため地域歯科医師会と連携を図り、地域医療の充実と貢献などを目的に2015年12月1日、同大国際関係学部三島駅北口校舎に開設された。

 同センターによると、開設以来患者の6割以上が地域歯科医院からの紹介で、このうち、ほぼ9割が口腔外科患者、伊豆地区全域から来院するという。虫歯治療で来院した患者には住居近くの医院を紹介している。

 大木教授は「地域の歯科医師会と連携を密に取っている。糖尿、高血圧などの基礎疾患を持つ有病患者の場合、かかりつけ医との連携の大切さを再確認した」と振り返る。今後の課題として高齢者や障害者歯科を視野に入れたいという。

 同センターは2台の歯科用ユニットと最先端の歯科用CT撮影装置や滅菌器などを備えている。土・日曜日、祝日休み。診療時間は午前10時から午後5時。問い合わせは同センター〈電055(980)1991〉へ。

 【写説】口腔外科を扱う三島歯科医療センターと大木教授(左から3人目)とスタッフ=三島市の日大国際関係学部三島北口校舎