パネルディスカッションで「よってこ駅前」の経緯を説明する木内さん(右)=伊豆市の修善寺生きいきプラザ

 ■居場所の活動説明

 県長寿政策課が事務局を務める「壮年熟期が活躍するいきいき長寿社会づくり事業広域実行委員会」は24日、「はじめよう!いきいき長寿のまちづくり講演会」を伊豆市の修善寺生きいきプラザで開いた。基調講演とパネルディスカッションを行い、高齢者の社会参加や地域における生活支援などについて考えた。

 基調講演は、医療経済研究機構の研究部研究員兼研究総務部次長の服部真治さんが「住み慣れた地域でいつまでも元気に暮らすために」をテーマに話した。服部さんは「地域共生社会」の必要性について「少子高齢化により、今後はケア(世話)を必要とする人が増えるが、提供する人は減る」と説明。対策として「健康で長生きできる期間を長くする」と話した。

 さらに「スポーツが盛んな地域は転倒率が低い」「サロン参加で要介護認定度が低い」「社会参加している男性は、うつ発症リスクが7分の1」などのデータを示し、高齢者の社会参加や地域ぐるみで支える仕組みづくりの大切さを強調した。

 パネルディスカッションは服部さんがコーディネーター、修善寺駅前のコミュニティセンターで毎週開所している居場所「よってこ駅前」代表の仁科幸子さんと総務の木内精吾さんがパネリストを務めた。2人は昨年4月に居場所を立ち上げた経緯や活動内容を説明しながら「先細りを心配したが、当初は40人くらいの参加が55人くらいになった。今後も伊豆市から認知症を少なくするように努力していきたい」と話した。

 【写説】パネルディスカッションで「よってこ駅前」の経緯を説明する木内さん(右)=伊豆市の修善寺生きいきプラザ