■情報共有へ話し合い

 伊豆半島ジオパーク推進協議会長を務める菊地豊・伊豆市長は26日、同ジオパークの世界認定に向けた審議の結果が、11月末か12月ごろに判明する可能性があることを示した。審議の手応えについては「全く分からない」と述べた。結果判明に向け、構成市町の首長と情報を共有するための話し合いを持つ考えも明らかにした。

 審議は16、17日に中国で開かれた国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界ジオパーク評議会(UGGC)の会合で行われた。菊地市長は、引き続き同会場で19~22日に開かれたアジア太平洋ジオパークネットワーク(APGN)シンポジウムに出席した。

 菊地市長は「過去の経緯では、シンポジウムで審査結果が耳打ちされる可能性もあったが、出発前にそれはないと分かっていた。会場は強いかん口令が敷かれていた。審査は行われたようだが、結果は全く耳に入ってこなかった」と述べた。

 審査結果については、UGGC会合で「11月末をめどにまとめたい」という発言があったという。事務局は時期がずれ込む可能性も示唆した。

 菊地市長は、首長との会合について「認定された場合も、だめだった場合も、伊豆半島ジオパークとして、どのように活動を続けるかを確認したい」と発言。「世界認定は目標ではない。目標は伊豆半島の振興で、世界認定は目的。結果に一喜一憂しないようにしたい」と述べた。全首長が集まるのは時間的に難しいことから、会合ではなく、個別に訪問する考えを示した。