天城北道路の狩野川横断高架橋で説明を聴く参加者=伊豆市月ケ瀬

 ■高架橋工事など巡る

 民間61団体で組織する伊豆縦貫自動車道建設推進期成同盟会(会長=田中豊・下田商工会議所会頭)は27日、初の「女性のための現場見学会」を伊豆市で行った。2014年度から続ける「女性目線による活動」の一環。建設が進む同自動車道の一部・天城北道路の高架橋やトンネルの工事現場を見学した。

 構成団体の商工会、観光協会、JAなどから女性22人が参加。事務局含め約30人で、同市月ケ瀬と矢熊を結ぶ狩野川横断高架橋(仮称)や、矢熊の月ケ瀬第3トンネル(同)を巡った。見学前には修善寺の旅館で、国土交通省沼津河川国道事務所の藤井和久所長から「伊豆縦貫自動車道の事業概要」をテーマにした講話を聴いた。

 女性目線による活動は、同事務所の女性所長就任を契機に始めた。初年度はセミナーを開き、翌年は国交相に要望書を提出した。最初から活動に参加する土屋勝恵さん(下田商工会議所)は「現場を見て工事の大変さが分かった。少しでも早く伊豆縦貫道の全線が完成することを期待する」と述べ、「多くの女性による要望はインパクトがあり、大臣も驚いていた。早期完成に貢献できたかも知れない」と笑った。

 【写説】天城北道路の狩野川横断高架橋で説明を聴く参加者=伊豆市月ケ瀬