マンモモデルを使って乳がんのセルフチェック方法を学ぶ従業員(左)=伊豆の国市大仁の東芝テック静岡事業所

 乳がん撲滅に向けた活動「ピンクリボン月間」の3日、伊豆の国市大仁のPOS(販売時点情報管理)システムやMFP(複合機)の開発、製造を行う「東芝テック静岡事業所」で、市保健師による乳がんのセルフチェック指導が行われた。同事業所の女性がん検診に合わせて実施。女性従業員約35人がマンモモデルを使い、自身で乳房の異常を早く見つける方法を学んだ。

 従業員たちは、保健師の「自分の体と想定して痛くないように触って」などといった助言を受けながら、マンモモデルのしこりや、がんが皮膚に波及して起こる陥没「えくぼ」を触ったり、目で見たりして探した。

 保健師は▽両脇を下げて左右の乳房、乳首の形を覚える▽必ず指の腹でしこりを探る―など八つのセルフチェック方法も伝え、毎月の実施を呼び掛けた。

 指導を受けた女性は「(マンモモデルを)初めて体験した。しこりがしっかり手に当たることが分かった。これから自身でもチェックをしていきたい」と話した。

 同事業所では昨年から、事業所内で行われる健康診断で女性がん検診も受けられるようにした。年1回の検診だけでなく、自分でも異常を見つけられるようにと、市に指導を依頼した。セルフチェック指導は11日も行う。

 【写説】マンモモデルを使って乳がんのセルフチェック方法を学ぶ従業員(左)=伊豆の国市大仁の東芝テック静岡事業所