流鏑馬で神社前の道路を駆け抜ける神代騎と若衆=伊豆市土肥

 伊豆市土肥の土肥神社(千葉惣一宮司)で7、8の両日、例大祭が開かれた。今年は中村区(大木清司区長)が当番区を務めた。地元住民による流鏑馬(やぶさめ)など伝統行事が繰り広げられ、祭りを楽しむ住民や観光客でにぎわった。

 本祭の8日は、流鏑馬が行われ、「神代騎(おおき)」と呼ばれる射手は当番区の若者から選ばれた会社員・土屋智也さん(28)と土肥中3年の鈴木智哉さん(15)が務めた。

 馬にまたがった神代騎が若衆に先導され、鳥居前の参道に立てた的を目がけて矢を射る動作を披露した。その後、「めえ、めえ(前へ、前へ)」という掛け声を上げながら、神社前の道路を若衆とともに疾走。多くの見物人が集まり、声援や拍手を送った。

 神社境内では、地元8区が太鼓合戦を繰り広げた。前夜祭では津軽三味線ショーやマジックショーなどが行われ、盛り上がった。

 同区祭典委員長の小長谷隆二さんは「心配していた天気が回復。好天の中で盛り上がり、最高の祭りだった」と話した。

 【写説】流鏑馬で神社前の道路を駆け抜ける神代騎と若衆=伊豆市土肥