■“伝言板”で情報共有

 三島市は16日、認知症高齢者見守り登録事業を開始した。登録申請するとQRコード付きの「見守りシール」を配布する。衣服や持ち物に貼ることで個人情報を守りながら行方不明時の対応や、声掛けしやすい地域の環境づくりが期待される。

 事前登録事業を実施中の県内市町はあるが、QRコードからアクセスする情報共有システム「どこシル伝言板」は初の試み。伝言板を介することで発見者と当事者家族の個人情報を守り24時間対応できる。コードから性別、身体的特徴、既往歴、保護時に注意する点が表示される。名前はニックネーム。

 市によると市内65歳以上の認知症推計人数は2015年で4728人で25年は6434人。行方不明者の同報無線は16年度17件あり、本年度はすでに10月15日現在22件と増加している。

 初日午後3時までに、1件の登録があった。担当する市長寿介護課地域包括支援室は「住み慣れた地域で生活するため認知症を身近なものとして考えてほしい」と話した。問い合わせは同室〈電055(983)2689〉へ。