詩集「まほらのような」を自費出版した谷さん

 函南文芸の会を主宰する谷和子さん(75)=函南町上沢=はこのほど、詩集「まほらのような」を自費出版した。生活する町内を賛歌する30編を掲載している。谷さんは「題名はこの上ない良い所という意味でつけた」と話す。

 谷さんはこれまで3冊のエッセー集を出版しているが、詩集は初めて。エッセーより短い言葉で人に心情を伝えたいという思いから試みた。200部出版した。

 ほのかに漂うたばこの香りから浮かんだ亡夫への思いや、訪れた嫁との日常会話をモチーフにした作品など、自宅から眺める四季の生活を中心にまとめて4部構成にした。

 谷さんは「人に伝える上で、さらに簡潔さを追求したかった。短い言葉を意識して書いてみたら面白くなった。言い尽くせなかった心の内を理解してもらえたなら幸い」と話した。詩集は町立図書館で閲覧できる他、戸田書店や三島市の文盛堂、インターネットで購入できる。定価2千円(消費税別)。

 【写説】詩集「まほらのような」を自費出版した谷さん