意見交換する出席者=伊豆の国市のあやめ会館

 ■健康づくりや空き家活用

 地域の産業団体、行政、学校、金融機関、労働団体、マスコミの代表者らで構成する「美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生県民会議」の「伊豆半島地域会議」が18日、伊豆の国市のあやめ会館で開かれた。17人が出席し、「住みたいと思い、住み続けることができる魅力ある地域づくり」をテーマに意見交換した。

 伊豆半島は県内でも転出が多く、少子高齢化率が高いことから、若者が戻ってくる地域づくりを目指そう―をテーマに設定した。伊豆市のNPO法人サプライズは、地元の子どもたちによる観光情報フリーペーパー作成事業を紹介した。「この活動を通して子どもたちは、いい町に住んでいると実感し、将来、伊豆市に住みたい、働き続けたいと思うようになった」と効果を説明した。

 賀茂医師会は医療の課題を挙げながらも「自然の条件がいいところ。これを生かした健康づくりの手伝いができれば」、伊豆高原があるいとう漁協は「空いている別荘地やマンションを活用できないか」などと提案。下田商工会議所は「仕事と自分の好きなことのバランスがとれる地域が大切ではないか」などと意見を述べた。

 県民会議が2015年度に策定した「総合戦略」の進展状況の報告も行われた。「転入超過」「合計特殊出生率『2』」などは伸び悩んでいるが、「自分の住んでいる地域が住みよいところと思っている人の割合」は順調に推移していることが伝えられた。

 県民会議は本部会議と5圏域に分かれた地域会議がある。沼津、三島市、函南町は東部地域にも入っていて、この日は東部地域会議も開かれた。

 【写説】意見交換する出席者=伊豆の国市のあやめ会館