町長選出馬を正式に表明する仁科氏=函南町柏谷

 ■「町づくりの“新しい風”を」

 来年4月の任期満了に伴う函南町長選に向け、県議・仁科喜世志氏(67)=柏谷=が22日、同町の柏谷区コミュニティー会館で出馬表明した。町長選で正式に表明したのは仁科氏が初めて。

 仁科氏は出馬の動機について「生まれ育った町への思いが原点。県議の経験を生かして町づくりの“新しい風”を起こしたい。次代へ良い形でバトンタッチできるようにまい進したい」と語った。

 「スピード感ある実行と確かな現場主義」をスローガンに、防災・減災、子育て、産業、行政改革などを重点に挙げた。この内、JR新幹線三島、熱海両駅の間という立地の優位性からJR函南駅を中心とした平井耕地の開発や、子育て支援・青少年健全育成施策の整備充実、地域の声を反映させる移動町長室の新設などを掲げた。

 仁科氏は柏谷出身。県立韮山高から法政大卒業後、町役場に入庁。議会事務局長を最後に退職後の2011年、県議選に初当選し現在2期。町長選を見据え、来年2月に県議を辞す意向。これに対し、現職の森延彦氏(70)は議会12月定例会で出馬を表明する見通し。

 【写説】町長選出馬を正式に表明する仁科氏=函南町柏谷