後部座席の開口部が広く、車椅子でも乗車できるジャパンタクシー=伊豆市役所

 ■雰囲気醸成へきょうから運行

 伊豆箱根交通(本社・三島市、土屋貴紀社長)は、五輪仕様の新型タクシー「ジャパンタクシー」を導入し、伊豆市の修善寺営業所に1台を配置した。同社と伊豆市は24日、市役所駐車場でお披露目式を開き、東京五輪・パラリンピック自転車競技大会伊豆開催の機運醸成に役立てていくことを確認した。同営業所では25日から運行を開始する。

 車両はトヨタ自動車が10月に発売したばかりのタクシー専用車両で、県東部地域では初の導入。さまざまな人が利用しやすいユニバーサルデザインを取り入れていることが特徴で、後部座席の開口部が広く、床面をフラットにしている。車椅子に乗ったまま乗車でき、高齢者や子ども連れの乗客にも配慮した仕様になっている。

 車体は濃い藍色。左右に五輪とパラリンピックのロゴを配置し、ナンバープレートは五輪開催年に合わせ「2020」の特別仕様にした。乗車定員は5人(乗客4人まで)で、車椅子乗車時は3人(同2人まで)。

 お披露目式で、土屋社長は「オリンピックの雰囲気醸成の一助にしたい。お客さんに快適に利用してもらえるよう安全にも配慮していく」とあいさつ。菊地豊市長は「伊豆市は自転車競技のパラリンピック会場にもなる。このタクシーをフル活用してもらいたい」と述べた。

 同社は三島営業所(2台)と沼津営業所(1台)にも同タクシーを配置する予定。

 【写説】後部座席の開口部が広く、車椅子でも乗車できるジャパンタクシー=伊豆市役所