陸上3種目の金メダルを披露する鈴木さん=伊豆市役所

 ■日体大1年、2年半後の東京へ意欲 「メダル取りたい」

 伊豆市柏久保出身で日本体育大1年の鈴木雄大さん(19)は、世界パラ陸上競技ジュニア選手権大会で、走り幅跳びと100メートル、400メートルの3種目で優勝した。鈴木さんはこのほど、市役所を訪れ、菊地豊市長に報告。2020年に開かれる東京パラリンピックへの出場にも意欲を示し「メーンの400メートルは金メダル、ほかの2種目もメダルを取りたい」と抱負を述べた。

 鈴木さんは市立修善寺中、県立伊豆総合高在学時はサッカー部に所属。高校3年の時、体育教諭からパラ陸上の選手発掘事業があることを知らされ、「記念になれば」と軽い気持ちで参加したという。関係者の目に留まり、同大に進学して練習に励んでいる。

 20歳以上が出場する同大会は、8月3~6日にスイスのノットビルで開かれた。左腕に生まれつきの障害がある鈴木さんは、肘から先の前腕部がない「T47」クラスに出場。走り幅跳び6メートル51、100メートル11秒30、400メートル50秒35の好成績で優勝した。

 鈴木さんは3個の金メダルを菊地市長に披露。「体力強化のために走り込んでいる。400メートルは健常者と一緒に練習しているので、良い刺激になる」などと現状を報告するとともに「体育の教員になりたい」と将来の夢も語った。菊地市長は「ケガに気をつけて」と2年半後の活躍を期待した。

 【写説】陸上3種目の金メダルを披露する鈴木さん=伊豆市役所