優秀賞を獲得した家庭科部の(左から)久保田さん、中井さん、荒木さん

 ■五感で楽しめる「雑炊」

 県立伊豆中央高家庭科部の部員3人が出品した「鮭(さけ)のほうじ茶あんかけ雑炊」が、県の「ケアごはんアイデアコンクール」の中・高校生の部で優秀賞に輝いた。ほうじ茶の香ばしい香り、見た目の美しさなど五感で楽しめる点が高く評価された。中井菜那さん、荒木七海さん、久保田凪咲さん(2年)で、3人は「いろいろ考察して作ったのでうれしい」と喜びを語った。

 「おじいちゃん、おばあちゃんが喜ぶ、食べやすくておいしそうな料理(ケアごはん)」をテーマに、親子、中・高校生、一般の3部門でアイデアを募った。県産の食材を一つ以上使用していることが条件で、3部門に210点の応募があった。

 3人は食べやすくて軟らかい雑炊を選択。認知症予防、抗酸化作用のあるという県産のほうじ茶、DHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富なサケなどを使い、試行錯誤を繰り返しながら2カ月半かけて料理を完成させた。

 米はほうじ茶とだしで炊き、あんにもほうじ茶を使用。ほうれん草、卵、トッピングにはイクラ、シソ、県産のノリのつくだ煮を乗せた。サケはお年寄りが食べやすいように骨を抜くなど工夫を凝らした。

 3人は同部Aチームで出場し、1次選考を通過。15組が参加した最終審査会で、参加者による調理と実食審査の結果、優秀賞に選ばれた。今後に向けて3人は「後輩たちにも大会などに出て活躍してくれるよう活発的な活動をしていきたい」と語った。

 【写説】優秀賞を獲得した家庭科部の(左から)久保田さん、中井さん、荒木さん

 【写説】鮭のほうじ茶あんかけ雑炊