栄養士らのアドバイスを受けながら調理する部員たち=伊豆の国市の伊豆中央高

 ■和の給食コンテスト入賞作

 県立伊豆中央高家庭科部の部員たちが考案した学校給食の献立を、実際に提供するための試作検討会が5日、同校で行われた。県東部農林事務所主催の「高校生による和の給食コンテスト」で最優秀賞、入賞に選ばれた作品。採用する小中学校の栄養士らと一緒に調理や試食を行った。

 荒木七海さん、中井菜那さん、高藤香澄さんが考案し最優秀賞を獲得した「ヘルシー!とうふハンバーグ給食」と、井上舞香さん、山田侑希奈さん、木内野愛さんが考え入賞した「にんじん衣のおさかな給食」を検討した。

 ハンバーグ給食は、見た目がきれいになるように−と赤や緑、黄といった食材を使用。ハンバークは豆腐、鶏肉、野菜、ひじきなど具だくさんに、寒天は伊豆の国市のイチゴや函南町の牛乳などを使った。伊豆市立修善寺中の給食に出される。

 おさかな給食は、細切りのニンジンを衣にしたアジのソテーが主菜で「脇役になりそうなニンジンをメーンにした」という。好きな給食ランキングで上位のカレーはスープに、ラッシーには地元のミカンの缶詰を入れた。伊東市立宇佐美小で提供される。

 検討会には修善寺中の管理栄養士鈴木晴美さん、宇佐美小の栄養職員三好静江さんらが参加。同部の久保田凪咲さんも手伝い、部員たちは調理を行った。鈴木さんらは栄養価はどうか、食材は手に入るか、学校給食で使える食材か−などをチェックした。

 アレンジを加えて、来年1月以降に提供される。部員たちは「小学生に食べてもらえるように食べやすさや色合いを考えた」「実際に食べてもらえるようになってうれしい」と喜びを語った。

 【写説】栄養士らのアドバイスを受けながら調理する部員たち=伊豆の国市の伊豆中央高