早川さん(右端)の指導でアキレス腱を伸ばす参加者=伊豆市の湯ケ島小跡

 ■高齢者の教室好評 リハ専門家講師「良い運動」「若返った」

 伊豆市の湯ケ島地区地域づくり協議会(安藤裕夫会長)が湯ケ島小跡に開設している「立ち寄りサロン(みんなの居場所)」で、毎月第4土曜日に開いている高齢者の健康教室が好評を得ている。毎回70、80代を中心に10人前後が参加。楽しみながら健康に関する話を聞いたり、簡単な体操を体験したりしている。

 地元に住む運動器リハビリテーションセラピストの早川禎二さん(南雲整形外科クリニック勤務)を講師に5月から始めた。「いつまでも自分の足で歩こう―転倒防止とロコモ体操」「水分をとろう―熱中症対策」など毎月テーマを決めて開いている。

 23日に開いた教室では、乾燥による皮膚のかゆみ対策、肩こり解消のための枕選びなどについて説明。背伸びやアキレス腱伸ばしなどのストレッチも指導し「筋肉の使いっぱなしは良くない。曲げたり伸ばしたりするストレッチを行うと、畑仕事の疲れも取れる」などと解説した。

 教室終了後は、持ち寄った食べ物で一緒に昼食を取ることも恒例になった。「25日が早川先生の誕生日だから」と数人が赤飯を用意したほか、前日の冬至に煮たカボチャ、漬物などを持ち寄った。参加者は「ためになる」「良い運動になる」「ここに来るようになって若返った」「1人暮らしなので、来ること自体が楽しみ」などと笑顔を見せた。

 立ち寄りサロンは毎週土曜日に開設。第2は朗読発表会を行っている。安藤会長は「何もしなくても人が集まるようになるのが一番良いが、しばらくは参加してもらうためにいろいろ考えたい」と語った。

 【写説】早川さん(右端)の指導でアキレス腱を伸ばす参加者=伊豆市の湯ケ島小跡