2018年度中の開通に向け整備が進む天城北道路=伊豆市月ケ瀬

 伊豆縦貫自動車道の一部「天城北道路」は、2018年度中の全線開通に向けて、伊豆市内で整備が進んでいる。県が整備する「国道136号下船原バイパス」も、天城北道路に合わせて開通させる計画。ともに開通した後は、慢性的渋滞の起点となる出口交差点の交通量緩和、西伊豆方面への通行時間短縮などが期待される。

 修善寺インターチェンジ(IC)と月ケ瀬の湯ケ島IC(仮称)を結ぶ天城北道路は、全長6・7キロの自動車専用道路。修善寺IC―大平IC間の1・6キロ区間は08年4月に開通し、現在は残りの5・1キロ区間で整備が進められている。

 未開通部分に計画されている日向、湯ケ島第1、同第2、同第3(いずれも仮称)のトンネル4カ所は、昨年12月中旬の第3トンネル貫通により、全てが貫通した。複数の高架橋工事も順調に進み、今後は舗装や設備関係、標識などの整備を予定している。

 下船原バイパスは、国道414号の湯ケ島IC付近と、同136号の下船原を結ぶ。延長約840メートルで、そのうち208メートルがトンネル部分。トンネルは昨年3月末に貫通し、名称は公募や検討委員会により「下船原トンネル」に決まった。

 天城北道路の開通に関し、国土交通省沼津河川国道事務所は「来年度中」とし、具体的な時期は示していない。地元や関係市町などからは「河津桜まつりまでに開通してほしい」と望む声が多い。

 【写説】2018年度中の開通に向け整備が進む天城北道路=伊豆市月ケ瀬