国歌を斉唱する新成人ら=伊豆市の修善寺生きいきプラザ

 成人の日(8日)を前に、三島・田方地区4市町で7日、2018年成人式が開かれた。華やかな振り袖やスーツ、羽織はかま姿の新成人が式に臨み、家族や恩師、来賓らが見守る中、大人の仲間入りを果たした。県教育委員会のまとめによると、昨年11月現在の同地区の対象者は、前年比10人減の2247人。沼津市戸田地区は、一足早く4日に成人式を開いた。

 ■伊豆

 伊豆市の成人式は修善寺生きいきプラザで開かれ、日本競輪学校の生徒を含め299人が出席した。市と市教育委員会主催の式典、新成人で組織した実行委員会主催の記念行事の2部制で行った。

 式典で菊地豊市長は「皆さんは多くの選択肢がある。たくさん旅をして日本中や世界中を回り、この日本をどうするか夢を持ってほしい」と式辞。新成人代表の飯塚拓也さん(天城中出)は「私たちをここまで育ててくれた伊豆市に対する感謝の気持ちと、これからの伊豆市を思う強い気持ちを胸に、仲間と共に歩みを進めることを誓う」と力強く宣誓した。

 記念行事は新成人の主張、地元企業の協賛を得た抽選会などを行った。

 【写説】国歌を斉唱する新成人ら=伊豆市の修善寺生きいきプラザ

 ■伊豆の国

 伊豆の国市の成人式は、市主催の第1部をアクシスかつらぎで開いた。対象者520人のうち373人が出席した。

 小野登志子市長は式辞で「社会の一員として自立しているとみなされることになる。意欲を持って大きく飛躍してほしい」と呼び掛けた。新成人を代表して西島愛海さん(大仁中出)は「これから先迷惑をかけることがあるかと思うが、地域、社会の力となれるよう努力することを誓う」と述べた。記念品贈呈や撮影もあった。今回は初めて3地区の中学生ボランティア有志が、受け付けの補助や案内を行った。

 式後は3地区の中学校区に分かれて、新成人で組織された実行委員会による第2部を開いた。

 【写説】記念撮影をする新成人たち=伊豆の国市のアクシスかつらぎ

 ■函南

 函南町の成人式は、町文化センターで開かれた。新成人377人のうち300人が出席し、大人への門出を祝った。

 森延彦町長は「責任と自覚を持つと共に、今後の人生に大きな夢と希望を抱いてほしい。皆さんの柔軟な発想で新しい時代を切り開いて下さい」と呼び掛けた。

 新成人代表の中村善昭さん(函南中出)は「成人式は人生の行き先を考える大切な場面。両親や友人、函南町に恩返しするために将来は地元に帰ってくる。目標を持ち、感謝の心を忘れずに日々を大切にしましょう」と主張を発表した。

 式典第2部は、スライドショーや恩師へのインタビューが行われ、盛り上がった。

 【写説】仲間との再会を喜ぶ新成人たち=函南町の文化センター

 ■三島

 三島市成人式は市民文化会館で開かれた。対象1018人の内814人が出席。式典と20年の歩みを紹介するスライド上映の2部構成で祝った。

 式典で豊岡武士市長は贈る言葉の中で「夢、志に向かって全力で頑張り諦めないでほしい」と呼び掛けた。新成人を代表して広瀬正誠さん(北上中出)と藤春佳さん(南中出)が二十歳の誓いの中で「こだわらず多様な物事に適応したい」「常に考える姿勢を持ちたい」と目標を力強く述べた。2部では20年の時代の変遷や中学当時の思い出をスライド上映した。

 式には市出身でプロ野球福岡ソフトバンクホークスの小沢怜史選手も出席した。小沢さんは日本大三島高卒業後、2015年に入団し、昨年は1軍で2試合、2軍公式戦で30試合に登板した。

 【写説】二十歳の誓いを読み上げる広瀬さん(左)と藤さん=三島市民文化会館

 ■“インスタ映え”写真を フォトフレームを初披露―伊豆の国市

 伊豆の国市成人式会場では、市が製作した写真共有アプリ「インスタグラム」用のフォトフレームが初披露された。新成人たちは“インスタ映え”する写真を撮ろうと、フレームを使って撮影を楽しんだ。

 世界文化遺産韮山反射炉のマスコットキャラクターてつざえもんなどをあしらったフレームで、新成人たちは「かわいい」「撮りたい」などと喜んでいた。

 【写説】インスタグラム用のフォトフレームで写真を撮る新成人=伊豆の国市のアクシスかつらぎ