チラシを配布し110番の適正利用を呼び掛ける室伏さん=伊豆の国市のアピタ大仁店

 ■室伏アナが呼び掛け 大仁署

 「110番の日」の10日、大仁署は伊豆、伊豆の国両市で広報活動を行い、110番の正しい利用を呼び掛けた。伊豆市修善寺出身のテレビ静岡アナウンサー室伏真璃さん(24)が、「一日署長」を務めた。

 室伏さんは修善寺中、県立韮山高、東京女子大を卒業し、2016年に同社に入社。地元出身のアナウンサーがいることを知った同署が、依頼した。

 伊豆の国市吉田のアピタ大仁店では、110番の適正利用などを記したチラシを配布しながら買い物客に協力を求めた。伊豆市月ケ瀬のあまぎ認定こども園では園児たちに交通安全を呼び掛けた。

 室伏さんは「地域のための警察の活動をもっと知ってもらい、地元の平和を願って皆さんに協力を呼び掛けたい」と話した。平井伸英署長は「本当に急いでいる人の通報が届きやすくなるように広報してほしい」と述べた。

 同署によると、管内の昨年1年間に受理した110番通報は約3170件で、うち約170件は相談や苦情など緊急性の低い通報だったという。

 ■小坂さん重要性訴え 三島署

 三島署は「110番の日」の10日、管内2市町で街頭啓発活動を行った。エフエムみしま・かんなみのパーソナリティー小坂真智子さんを一日署長に委嘱して適切な110番利用の重要性を訴えた。

 啓発活動は三島市の三嶋大社前と函南町の酪農王国オラッチェで実施した。日本大三島高新聞部員12人や市町のゆるキャラも参加してチラシを配った。

 活動前に三島署で一日署長委嘱式を開催。高橋敏文署長が「110番の適切な利用を広報してほしい」と委嘱状を渡した。小坂一日署長は「日々、地域を守り感謝している。これを機に意識啓発したい」と話した。

 日本大三島高新聞部は「110番の日」を特集した速報200部を作製してこの日、配った。上杉萌葉部長(2年)は「私たちにできることでアピールしたい」と話した。

 昨年の110番通報の受理件数は県下21万5114件。このうち不要不急が5万2185件で全体の約24%だった。同署管内の受理件数は6524件。

 【写説】チラシを配布し110番の適正利用を呼び掛ける室伏さん=伊豆の国市のアピタ大仁店

 【写説】高橋署長から1日署長の委嘱を受ける小坂さん=三島署