■「訴訟管理センター」からはがき

 県内在住の70代女性が25日までに、実在しない「民事訴訟管理センター」の職員を名乗る男らから約5千万円をだまし取られたと大仁署に届け出た。昨年、磐田署で扱った架空請求詐欺事件の約5100万円に次ぐ被害額という。

 2017年9月26日ごろ、女性宅に同センターから財産差し押さえの旨を告げるはがきが届き、女性が電話をしたところ職員をかたる男から「支払いがないと訴訟を起こされる」などと言われた。弁護士を名乗る者らからも「供託金だから解決すれば金は返ってくる」などと連絡があった。女性は12月21日ごろまでの間に約100回にわたって、県内のコンビニで相手の指示されるままに収納代行や現金送付をし、総額約5千万円をだまし取られた。

 この事件では、北海道警栗山署が24日、神奈川県藤沢市の無職少年(18)を詐欺容疑で逮捕している。大仁署は昨年、高齢者が約3670万円をだまし取られる架空請求事件が発生している。「多額の現金をコンビニで振り込む、宅配便で現金を送るは詐欺」と注意を呼び掛けている。