市内を自転車で走る宿泊施設事業者と協議会メンバー=伊豆市修善寺

 ■宿泊事業者ら10人 歴史学び景観満喫

 伊豆市自転車まちづくり協議会は25日、受け入れ体制の整備を図るため、宿泊施設事業者向けの初めての市内サイクリング試走会を実施した。同事業者や協議会メンバー約10人が参加し、修善寺総合会館駐車場から奥の院まで往復約8キロのコースを走った。

 市と県、市内団体、一般市民らで構成する同協議会は昨年9月に発足し、市民への自転車浸透、サイクリングを目的とした観光客受け入れ体制の整備、情報発信の強化を進めている。受け入れ体制の整備には宿泊施設事業者の理解が必要として、試走会を企画した。

 参加者は、同駐車場を出発後、みゆき橋を渡り裏道を通って奥の院を目指した。コース途中では伊豆の歴史について説明を受け、景観も楽しんだ。伊豆半島ジオパークミュージアム「ジオリア」で、伊豆の成り立ちも確認した。

 試走会後に開いた意見交換会で、参加者からは「見通しがよく、道路が舗装されたコースで初心者でも走りやすかった」「ガイドがいたことで、地元住民も知らないことを聞けて良かった」などの感想があった。

 同協議会は「資料や言葉だけでは伝わらないことが多い。実際に乗ることで、サイクリストが求めているものを考えてほしい」と話した。今後は、宿泊施設事業者向けのセミナーも開催するという。

 【写説】市内を自転車で走る宿泊施設事業者と協議会メンバー=伊豆市修善寺