ワーク・ライフ・バランスについて解説する宮越さん=伊豆の国市役所

 ■「仕事、生活で好循環目指す」

 伊豆の国市は24日、本年度男女共同参画推進事業「ワーク・ライフ・バランスセミナー」を市役所で開いた。経営者、管理職、人事労務担当者ら約20人が参加し、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の意味や課題を学んだ。

 同事業でセミナーを開くのは初めて。女性労働協会女性就業支援専門員の宮越泰子さんが講師を務めた。

 宮越さんは、ワーク・ライフ・バランスについて「やりがいや充実感を持ちながら働き、家庭や地域生活でも、子育て期、中高年期といった人生の『各段階に応じて』、多様な生き方が選択できること」と解説した。さらに「仕事、生活それぞれ半分ずつと思っている人がいるかもしれないが、仕事、生活が好循環を生むことを指す」と力を込めた。

 課題として働き方改革、育児と仕事の両立、介護と仕事の両立の3点を挙げた。「これから難しくなってくるのが介護と仕事の両立。職場で開示できず一人で抱え込んで退職する人も多い」と話し、個人でできることとして、親の状況を知っておく、介護にまつわる法制度、会社の両立支援制度を知ることなどを紹介した。参加者は熱心にメモを取った。

 【写説】ワーク・ライフ・バランスについて解説する宮越さん=伊豆の国市役所