ラップに挑戦する中学生たち=三島市の日本大国際関係学部

 ■向原さん(下田市観光協)「信用」伝える

 三島市文教町の日大三島中は27日、総合学習「人間力向上講座」を日本大国際関係学部で開いた。ラップを使った情報発信に取り組む下田市観光協会の向原一平さんを講師に迎えた。1、2年生約110人がラップを体験し、「信用」をテーマにした講義を聴いた。

 向原さんは昨年から、地域おこし協力隊として同協会に勤務。地元ケーブルテレビ・小林テレビと共同で、住民がラップで地元の魅力を伝える動画「下田サイファー」を配信している。

 向原さんは講座に先立ち、生徒へのアンケートを実施。地元の好きな場所やエピソードなどを書いてもらい、結果をもとに歌詞を作った。生徒たちがラップに挑戦する姿をカメラで撮影し、編集して講座の最後に流した。

 講義で向原さんは「思いを伝えるには響く言葉も大事だが、伝える人の信用が大切」「信用は自分の中にあるものではなく、相手の心の中に芽生えるもの」などと説明。さらに「思いきりやる、自信を持ってやることにより、信用がたまる」と話した。

 生徒たちは「ラップはやったことなかったので楽しかった」「他の人の信用を得るため、口だけの人間にならないようにしたい」などと感想を述べた。

 【写説】ラップに挑戦する中学生たち=三島市の日本大国際関係学部