鵺踊りを披露する長岡中生=伊豆の国市の湯らっくす公園

 ■「踊り」に大きな拍手

 伊豆の国市伊豆長岡温泉の新年の厄払い行事「第53回鵺(ぬえ)ばらい祭」(実行委員会主催、伊豆長岡温泉旅館協同組合共催)が28日、長岡の湯らっくす公園で開かれた。多くの市民や観光客が訪れ、市立長岡中生による「鵺踊り」や弓のデモンストレーション、福豆まき、芸妓(げいぎ)衆による踊りなどを楽しんだ。

 頭が猿、胴体が虎、尾が蛇の妖怪「鵺」を、古奈生まれのあやめ御前の夫源頼政が退治したという伝説にならった招福の催し。鵺を退治する鵺踊りは、中学生が演じるようになって30回目になるという。

 昨年12月から練習を重ねてきた1、2年生16人が熱演した。太鼓の音などに合わせ、小、中鵺が、コミカルでかわいらしい踊りを披露。頼政と武将が大鵺を倒し「エイ、エイ、オー」と勝ちどきを上げると、観客から大きな拍手が送られた。

 頼政が弓の名手だったことにちなみ、市弓道連盟によるデモンストレーションを行った。会員たちは28メートル先の鵺の絵に向かって矢を放ち、命中すると歓声が上がった。

 会場には出店が並んだほか、同市商工会青年部による豪華賞品が当たる「新春運だめしくじ引き」も行われた。

 【写説】鵺踊りを披露する長岡中生=伊豆の国市の湯らっくす公園