■3月末決定へ

 伊豆の国市は30日までに、新し尿処理場建設候補地に、応募申請のあった鳥打区と原木区の2地区を選定した。今後、両地区と協議し、し尿処理の特性から、地区の合意形成の状況や協議内容などを踏まえ、3月末までの建設用地の決定を目指す。

 応募があったのは鳥打区と原木区で、それぞれ場所は南江間地内(市有地、4万4640平方メートルの一部)、原木地内(民地、2063平方メートル)。新し尿処理場建設候補地審査委員会による審査を行い、同委員会の結果を踏まえて行政が選定した。

 同委員会の審査は、1次(適合)、2次(適性)の2段階で実施した。1次では、下水道全体計画区域にあるか、必要面積を満たしているかを確認した。2次は早期建設、安定稼働、周辺環境、経済性の四つの考慮事項に基づき、農業振興地域指定の有無や造成費の多寡など24の評価項目を設定し、安定稼働と経済性に重み付けをした上で、項目ごとに採点をした。

 1次は2地区とも適合、2次もどちらも満点の105点に近い点数だった。行政は鳥打、原木地区の各申請地は、重み付けした二つの考慮事項の評価において大きな差がなく優れており、それ以外の事項においても遜色ないことから、両地区の申請地を候補地として選定した。