出席者を前にあいさつする土屋副知事=沼津市の沼津商工会議所

 ■一体的取り組み提案

 県と伊豆・東部の市町は31日、東京五輪・パラリンピック自転車競技伊豆半島・東部地域首長協議会を設置し、沼津市の沼津商工会議所で第1回会議を開いた。関係20市町の首長らが出席し、同競技開催を地域の交流拡大や経済の活性化につなげるため、地域一体となった取り組みについて意見を交換した。

 同競技は、オリンピックのトラックレースとマウンテンバイク(MTB)、パラリンピックのトラックレースの開催が伊豆市の伊豆ベロドロームに決まっており、ロードレースは東部開催が見込まれている。同協議会では、地域の魅力発信やおもてなし、自転車の興味高揚のための取り組みについて協議する。

 土屋優行副知事が議長を務め、競技の概要や県の取り組み状況を説明。各市町は地域一体となった取り組みについて意見を交換した。大会前(機運醸成)として「参加国の国旗をフラッグ化して駅などに設置」(熱海市)、「参加国を象徴するものを題材とした高校生によるモザイクアートの作成」(伊東市)、大会時(おもてなし・盛り上げ)は「各市町のランドマークで五輪マークカラーによるライトアップ」(伊豆の国市)、大会後(サイクルスポーツの聖地づくり)は「20市町を周回するサイクリングイベント」(伊豆市)、「伊豆・東部地域の林道を活用したMTBの大会」(下田市)などさまざまな取り組みを提案した。

 土屋副知事は「伊豆・東部地域を世界に発信するまたとない機会。地域交流や活性化につなげられるように協力してほしい」とあいさつした。

 今回の提案は、各市町担当職員らで構成する幹事会で実現に向けて調整するという。

 【写説】出席者を前にあいさつする土屋副知事=沼津市の沼津商工会議所