佐藤さんに手伝ってもらいながら、聴診器で心臓の音を聞く園児たち=伊豆の国市の富士美幼稚園

 伊豆の国市立富士美幼稚園(鈴木直美園長)で1日、看護師の保護者らによる「心臓のお話会」が開かれた。年長児約40人が絵本の読み聞かせや聴診器体験などを通して、心臓の役割について理解を深めた。

 清水町の心臓循環器専門病院「岡村記念病院」の看護師で、子どもが同幼稚園に通う佐藤緑さんが、子どもの健康教育にと3年前から始めた。今回は佐藤さん、同病院看護師の古谷郁子さん、河野真奈美さんが講師を務めた。

 園児たちは心臓の働きを伝える絵本の読み聞かせの後、メトロノームで人間やイヌ、ウサギ、ゾウなどの一分間の心拍数の違いを学んだ。聴診器を使って自分の心臓の音を聴いたり、友達や佐藤さんの心臓の音を聞き比べたりした。

 佐藤さんは息切れや足のむくみといった心臓が悪い人の症状を話し「大事な人にそういった症状が出たら病院に行こうって言ってほしい。心臓はみんなのことを考えながら24時間動いている。心臓のことを思ってほしい」と呼び掛けた。

 この日は、共和幼稚園、田京幼稚園でもお話会が行われた。

 【写説】佐藤さんに手伝ってもらいながら、聴診器で心臓の音を聞く園児たち=伊豆の国市の富士美幼稚園