年男、年女がまく豆に手を伸ばす市民ら=伊豆市の修禅寺

 「節分」の3日、三島・田方地区の神社や寺院などで豆まきが行われた。各所に多くの人が詰め掛け、一年の無病息災や幸福を願いながら豆を求めた。

 ■手を上げて福招く 伊豆・修禅寺

 伊豆市修善寺の修禅寺は、同寺の護持会(田口行央会長)が節分会(せつぶんえ)を行った。祈とうに続き、12~84歳の年男、年女24人が豆をまき、家内安全などを祈願した。

 年男・年女は、境内に設置した特設舞台の上から「福は内」の掛け声とともに豆や紅白餅、えとのマスコット、5円玉、ミカンなどをまいた。境内は市民や観光客らであふれ「こっちにも投げて」と手を挙げて福を招いた。

 豆まきの後は、福引抽選会を行い、盛り上がった。参加者が抽選券を300円で購入し、吉野真常住職が揮毫(きごう)した掛け軸や色紙、商品券、電波時計などが当たった。

 【写説】年男、年女がまく豆に手を伸ばす市民ら=伊豆市の修禅寺

 ■年男ら「福は内」 三嶋大社

 三島市大宮町の三嶋大社は、開運と厄よけを祈る節分祭を本殿で行った後、舞殿で豆をまいた。

 72歳以上の年男ら16人が青色の大紋に烏帽子(えぼし)姿で祈とうを済ませた後、本殿前の境内中央の舞殿に向かった。

 矢田部盛男宮司が舞殿四方にまいた後、太鼓の音を合図に威勢よく年男らが「鬼は外」「福は内」と豆袋やミカンをまいた。

 周囲を埋めた参拝者からは盛んに両手を伸ばしたり「こっち」「まいて」などと声を上げたりして懸命に注意を引く姿が見えた。

 豆まきは追難(ついな)祭、邪気を払う鳴弦(めいげん)式の後にも大社弓道会員が行った。

 豆袋は祈とう授与品なども含めて4万袋を用意した。

 【写説】舞殿で年男らがまく豆に手を伸ばす参拝者=三島市の三嶋大社