函南町は8日、2018年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比1・7%増の117億3千万円。防災、教育施設の建設により10年間で最大規模となった。第6次総合計画に沿って町は「住んでよし、訪れてよしのまちづくりを目指す」と説明した。

 主な新規事業は川の駅で防災拠点の水防多目的センターを18年度末までに建設し19年度に供用開始する。本年度から継続の水辺広場整備事業と併せて国道136号バイパスを挟んだ道の駅との相乗効果を狙う。老朽化による函南中校舎改修工事は19年度まで2カ年の継続事業。災害時の情報発信強化としてメール配信システムの導入や防災ラジオ配布を行う。柏谷公園を5カ年で整備。初年度は多目的トイレを設置する。老人クラブの新規設立、加入促進に助成するとした。

 継続事業の福祉、健康関連では本年度開始した幼稚園預かり保育を現在の2園から3園に増やす。母子保健事業として子育てアプリや配食サービスを拡充。生活習慣病予防で本年度作ったロコモ体操の普及を図る。

 歳入のうち町税は町民税、入湯税増額を見込み2・8%増の51億9300万円。町債は川の駅と函南中などにより4・8%増の9億9300万円。自主財源の割合は0・3ポイント増の56・8%。歳出の経常的経費の総額は0・9%減の81億9900万円。割合は1・9ポイント減の69・8%。一般会計に特別会計を加えた総額は1%減の220億3000万円。

 【図表】函南町の2018年度一般会計歳入・歳出構成比

 【図表】函南町2018年度当初予算案新規・主要事業