パラサイクリング用の自転車を体験する参加者=伊豆市の伊豆ベロドローム

 ■「乗りたい夢 膨らんだ」 

 伊豆市大野の伊豆ベロドロームで10日、パラサイクリング体験交流会(県、県東部地域スポーツ産業振興協議会主催)が開かれた。県東部の障害者と家族約40人が参加し、パラサイクリングについて学んだ。

 スポーツを通じた障害者の社会参加促進が狙い。8歳から43歳までの特別支援学校の児童生徒や就労継続支援事業所の利用者と家族らが参加し、北京、ロンドン、リオデジャネイロ3大会連続でメダルを獲得した藤田征樹選手ら6人の強化選手が交流を図った。

 参加者は歩いてトラックを回り、説明を受けながら角度などを確認。体験会では二輪、三輪、ハンドサイクル、タンデム4種類の自転車に挑戦した。

 家族3人で参加した富士宮市の男性会社員(55)は「特別支援学校に通う中学3年の娘の自転車に乗りたいという夢が膨らんだ。来て良かった」と笑顔を見せた。同協議会は「競技を知ってもらうことで、東京五輪・パラリンピックを身近に感じてもらいたい」と話した。同交流会は11日も行われる。

 【写説】パラサイクリング用の自転車を体験する参加者=伊豆市の伊豆ベロドローム