睡眠障害について話す白浜さん=伊豆市の市民文化ホール

 ■病気の危険性など説明

 伊豆市小立野の市民文化ホールで10日夜、睡眠セミナーが開かれた。市民ら約100人が出席し、睡眠・呼吸の専門クリニックRESM(リズム)新横浜院長、中島病院グループ杉山病院副院長の白浜龍太郎さんから「子どもが知らない親(おとな)の睡眠障害」をテーマに話を聞いた。

 白浜さんは、日本人は世界の中でも睡眠時間が少ないとし、「睡眠不足は飲酒しているときと同じくらいに脳の機能が低下する」と指摘した。

 24時間働く社会やパソコンなど夜間の光環境の変化などでストレスがなくても起こるのが現代の不眠と説明し「睡眠障害は糖尿病や高血圧、心臓病の危険が高まる」と注意を呼び掛けた。

 日本人の10人に1人が睡眠時無呼吸症候群といい「気付かれていないが身近な病気。いびきや日中の眠気などの症状がある場合は診断や検査が必要」と訴えた。

 市げんきプロジェクトの一環。市、静岡中央銀行、中島病院グループ、健康・体力づくり事業財団の主催で開催した。

 【写説】睡眠障害について話す白浜さん=伊豆市の市民文化ホール