■特殊詐欺減も被害増

 大仁署はこのほど2017年の管内の刑法犯認知件数をまとめた。504件(前年比99件増)で、窃盗容疑で逮捕した高校教員らの余罪が判明したことが増加の大きな要因という。特殊詐欺は11件(同1件減)と減少したものの、被害金額は巨額の被害があったため、約4897万円(同約2725万円増)と増加した。

 刑法犯認知件数のうち、自転車盗、車上狙いなど10罪を含む「身近な犯罪」は、215件(同9件増)と微増した。大きく増えたのが、余罪が判明した忍び込みで31件(同22件増)。自転車盗は被害の多い伊豆箱根鉄道各駅の駐輪場での啓発活動などが功を奏し、48件(同13件減)と減少した。空き巣、万引もそれぞれ14件(同6件減)、52件(同22件減)と減少した。

 特殊詐欺の内訳は、オレオレ詐欺が5件(同4件減)、架空請求詐欺が6件(同5件増)、還付金詐欺が0件(同2件減)。金融機関が行った高齢者のキャッシュカード振り込み機能の一部制限などにより減少したという。抑止件数は14件(同2件増)、金額は約4391万円(同約2089万円増)だった。

 サギ電話は372件(同171件増)で、清水、沼津署に次いで多かった。

 同署は昨年に引き続き、発生が多い自転車盗、万引、特殊詐欺を重点に活動していく。船越勇彦・生活安全課長は「特に特殊詐欺に力を入れていく。関係機関と知恵を出し合いながら対策を取っていきたい」と話した。