「ありがとう大仁東幼稚園」の掛け声に合わせ風船を放つ子どもら=伊豆の国市

 ■卒園生ら“最後の感謝”

 今月末で閉園する伊豆の国市立大仁東幼稚園はこのほど、卒園児らに一日開放した。卒園児や住民らが訪れ、慣れ親しんだ園舎に別れを告げたり、当時を懐かしんだりした。

 同園PTAが、井上美香園長と話し合い、住民や今まで同園に携わってくれた人たちへ“感謝の場”を最後につくろうと企画した。

 「転がしドッジボール」といった集団遊びの時間を設けたほか、園舎では1966年の開園から閉園まで、52年分の卒園写真の展示などを行った。善意で体験企画などを用意してくれる人もいた。

 閉園を記念し、風船を空に飛ばした。子どもらが「ありがとう大仁東幼稚園」の掛け声に合わせて一斉に放った。この日は天候にも恵まれ、午前中は約100人が訪れた。にぎやかな園庭では、子どもや大人の笑い声が響いた。

 西島智美PTA会長は「開園から52年間、閉園になってしまうという寂しい気持ちと、今までこの園に通った人、携わってくれた人、先生、地域の人たちに感謝の気持ちでいっぱいになった」と思いを語った。

 【写説】「ありがとう大仁東幼稚園」の掛け声に合わせ風船を放つ子どもら=伊豆の国市