伊豆の国市が作ったヘルプカードと普及啓発用チラシ

 ■2日から配布 「記載に沿い支援を」

 伊豆の国市は、障害のある人が緊急時や災害時に周囲に支援を求めるためのカード「ヘルプカード」を製作した。障害理解を深めていくための事業「ノーマラ伊豆の国」の一環。県内の自治体では初めてで、4月2日に配布を開始する。

 普段から身に付け、困ったときに周囲に掲示することによって、必要な支援が受けられる。カードはヘルプマークがプリントされ、名前や住所、緊急連絡先などの情報を記入できる。同市独自の項目として「配慮してほしいこと」「お願いしたいこと」を設け、より必要な支援や配慮を受けられるようにしている。

 対象者は障害手帳所持者、難病患者、障害福祉サービス利用者のほか、持病がある人、高齢者、妊娠している人、発達障害、高次脳機能障害がある人などヘルプカードを必要とする人。記入方法などを記載した用紙とともに、市障がい福祉、市民、健康づくりの各課で配布する。市ホームページからもダウンロードできる。

 県がヘルプマークを導入したことを受けて実施した。近隣市町にも同様のヘルプカードを共有、提案していく考え。普及啓発用チラシも製作し、PRに努めていく。

 市は「障がいの種別によって支援方法はさまざま。『手助けが必要な人』と『助けてあげたい人』を結ぶのがヘルプカード。掲示されたら、その記載内容にそって支援をお願いしたい」と呼び掛けている。問い合わせは市障がい福祉課〈電0558(76)8007〉へ。

 【写説】伊豆の国市が作ったヘルプカードと普及啓発用チラシ