寄付で購入した与那国馬を見るチャールズさん(中央)=三島市の楽寿園

 ■市、夫妻を功労者表彰

 米国ハワイに住むチャールズ・モリヤマさん(92)が3日、三島市に現金2万ドル(約212万円)を寄付した。思い出深い楽寿園整備のため2年前から毎年続けている。今回で総額6万ドル。市は同日、来日したチャールズさんと妻ヘレンさんに市政功労者表彰(篤行)を授与した。

 チャールズさんは終戦後の1940年に進駐軍の通訳として楽寿園に駐在した。当時、施設を邸宅としていた実業家の緒明家と親交を深め、帰国後も交流を続けている。このため「思い出深い楽寿園のために役立ててほしい」と2年前から毎年2万ドルの寄付を続けている。

 表彰式は楽寿園で行い、モリヤマ夫妻に豊岡武士市長が表彰状を贈った。チャールズさんは「日本や三島に来ることが毎年楽しみ。寄付を使い、楽寿園を整備してくれてうれしい」と話した。

 この日、モリヤマ夫妻は楽寿園を見学した。寄付により改修した楽寿館や橋、植栽された桜、購入した与那国馬2頭などを見ながら、思い出深い楽寿園を楽しんだ。緒明家も訪問した。

 【写説】寄付で購入した与那国馬を見るチャールズさん(中央)=三島市の楽寿園