満開になった「伊豆最福寺しだれ」=伊豆市小下田

 伊豆市小下田の最福寺(広沢智純住職)で、八重の花が特徴的な枝垂れ桜の固有種「伊豆最福寺しだれ」が見頃を迎えた。多くの住民や行楽客が観賞に訪れている。7日には花見イベントを行う。

 10~13枚の花弁が重なるピンポン球ほどの大きさの花は、つぼみの時は薄いピンク色、開花すると白色になり、散る頃には再びピンク色になる。2001年4月、日本花の会から新品種に認定された。現在の幹は2代目で、初代は江戸時代からあったと伝えられている。

 境内に植えられている約30本が見頃を迎え、満開になった木もある。横浜市から来た家族は「宿泊した旅館で聞いて観賞に来た。素晴らしい」と語った。広沢住職は「例年は4月8日から10日ごろに最盛期になるが、暖かい日が続いたので花が進んだ」と話した。

 7日の「枝垂れぼたん桜まつり」は午前10時~午後2時に行う。市内や近隣のグループがハーモニカやオカリナの演奏、太極拳、フラダンスなどを披露する。絵本の読み聞かせもある。問い合わせは同寺〈電0558(99)0101〉へ。

 【写説】満開になった「伊豆最福寺しだれ」=伊豆市小下田