■東京2人、京都2人、医学部医学科は4人

 県立韮山高は、2017年度卒業生270人の進路状況をまとめた。大学進学は231人、専門学校は3人、大学校は2人、進学準備は34人だった。国公立大は130人、私立大には延べ585人が合格した。

 国公立大は、東京2人、京都2人、北海道5人、東北8人、名古屋3人、九州1人、東京工業2人、一橋2人、秋田1人、旭川医科1人、浜松医科2人、静岡24人、静岡県立13人など。このうち、秋田、旭川医科、浜松医科の4人は、医学部医学科に合格した。

 私立大は慶応4人、早稲田11人、明治16人、立教9人、法政17人、中央14人、東京理科16人、青山学院4人、立命館12人、関西学院3人など。大学校は防衛、防衛医科(看護)にそれぞれ1人。

 萩原季弘進路課長は「難関大合格者が昨年と比べて増えた。国立大医学部医学科の合格者は、現役で4人は久しぶり。医療セミナーを実施したのも影響しているのではないか。浪人生も含めると、7人が合格した」と講評した。

 ■東京大に初の推薦合格 ジオ研究した女子生徒

 県立韮山高を今春卒業した女子生徒は、東京大農学部に推薦入試で合格した。世界認定を受けた伊豆半島ジオパークを題材とした研究が一因となったという。

 タイトルは「古狩野湾の復元」。縄文時代に、縄文海進によって田方平野に形成したとされる古狩野湾の海岸線を探った。同校の課題研究の授業の中で、1年間かけて取り組んだ。

 グループで、地質調査データや植物分布の解析を行った。伊豆半島ジオパーク推進協議会専任研究員の鈴木雄介さんが指導に当たった。

 同校の生徒が、同大に推薦入試で合格したのは初めて。同大は2016年度から推薦入試を取り入れている。

 グループ内の他の生徒も、同研究が一因となり、他大学の推薦入試で合格したという。