法語を唱える古川住職(中央)=伊豆の国市守木の随応寺

 伊豆の国市守木の曹洞宗稲荷(とうか)山随応(ずいおう)寺で29日、住職の正式な就任式「晋山式(しんさんしき)」が行われ、8世に古川宗一住職(33)が就いた。檀(だん)信徒たちと寺に向かう「晋山行列」や法要などが営まれた。

 晋山行列では、「安下処(あんげしょ)」という檀信徒の代表宅で正装に整え、檀信徒らと寺まで数百メートルを歩いた。沿道では就任を祝おうと、住民たちが見守った。寺に到着すると、法語を唱えて本堂に登った。

 古川住職は晋山式に当たり「協力、指導をいただいて無事に終えて、皆様方にご恩を返していきたい」と抱負を語った。

 随応寺は蔵春院(同市田京)の末寺。1842(天保13)年に同院35世戒宗孝本大和尚によって開かれた。

 古川住職は2011年に修行から戻り、住職に就いた。檀信徒役員の高齢化が進んでいることや、今年が先代の十七回忌に当たることから、晋山式を開いた。

 式には周辺の曹洞宗の寺院などから約150人が参列した。

 【写説】法語を唱える古川住職(中央)=伊豆の国市守木の随応寺