稲木さんが手掛ける香炉や花器など300点がずらりと並ぶ作陶展=伊豆市菅引のつくし陶房

 ■多彩に花器、つぼなど

 伊豆市菅引のつくし陶房で1日、第22回「稲木清宏・中伊豆作陶展」が始まった。まき窯で創作した花器やつぼ、水指、香合、植木鉢など多彩な300点を紹介、関心を集めている。5日まで。

 34年前に陶芸を始めた稲木さんは、元セラミックエンジニアで1999年に早期退職。2000年に構えた同所で作陶を続ける。現在は神奈川県横須賀市に住み、会社勤めをしながら週末に通う。

 展示会は毎年開き、香りの煙が滝のように流れる独特の香炉や、ワサビの葉脈を粘土に写し取って焼いた作品などを展示している。

 地元産の杉の葉とハチミツで作製したオリジナルの香も披露し、稲木さんは「人を落ち着かせ、安らかな心地にさせてくれる『香』の魅力を感じてもらうきっかけにしてほしい」と話す。

 場所はバス停「中原戸入口」から徒歩5分。開場は、午前10時~午後6時。問い合わせは稲木さん〈携帯090(3573)8179〉へ。

 【写説】稲木さんが手掛ける香炉や花器など300点がずらりと並ぶ作陶展=伊豆市菅引のつくし陶房