■多くが農業、食品系学科へ

 県立田方農業高(大塚忠雄校長)はこのほど、2017年度卒業生の進路状況をまとめた。卒業生194人のうち進学が124人、就職が67人、その他(進学準備など)が3人だった。

 進学の内訳は、四年制大25人、県立農林大学校6人、短大14人、専修・専門学校78人。四年制大は東京農大4人、常葉5人、酪農学園2人など。専門を生かした進学先として半数近くが農業、食品系に進んだ。短大は東海大や日本大、静岡英和学院大の短期大学部が多く、食品に関わる学科へと進学した。

 就職は、公務員が伊豆市(一般事務)、自衛隊、県警に3人で、県交通安全協会もあった。製造、サービス、販売が多い中、JAあいら伊豆やJA伊豆の国など事務系の就職も増えた。製造ではヤクルト富士裾野工場や東レ三島工場もあり、傾向として酪農王国や田中山ファーム、市の瀬牧場といった牧場関係も目立った。

 三井英彰・進路指導主事は「大学の進学が近年で一番多かった。1年生の早い段階から志望者に指導してきた結果が出ている。就職では、企業研究を早くに進め、ミスマッチが起きないようにすることで着実な就業へとつながっている。特に、販売実習などで培ったコミュニケーション能力が評価されている」と、印象を語った。