自然の中で芸術作品が楽しめる「野外・現代花アート展」会場=伊豆の国市中

 伊豆の国市の韮山反射炉隣接地特設会場で12日に開幕する「野外・現代花アート展」(6月24日まで無料開放)に先立ち、実行委員会と市が一般と専門家から募集した「花アート」の現地審査会が11日、同所で開かれた。華道家で草月流第4代家元の勅使河原茜さん(58)らが、それぞれの部に寄せられた計45点をじっくり見比べ、最高賞「花のエルドラド大賞」(専門家)や「伊豆の国市長賞」(一般)など入賞5点を決めた。

 静岡デスティネーションキャンペーン(DC)の事前イベント「プレDC」の一環で、反射炉東側の丘陵地に広場(約3千平方メートル)を特設した。会場には木材をはじめ布、発泡スチロールなど多様な素材をカラフルに生かした「花のオブジェ」がずらりと並ぶ。期間中、特別出展などの作品を含む52点を紹介する。

 勅使河原さんは「自然の中で自由な雰囲気を生かしながら、思い切り“遊んでいる”感じが出ていて素晴らしい。空間をうまく取り入れ、自分も刺激を受けた」と感想を語った。内閣総理大臣賞など受賞歴のあるフラワーアーティストの小松弘典さん(43)は「素材を上手に生かし、ポップな作品が多いと感じた」と印象を語った。

 初日の12日は勅使河原さん装飾の狂言舞台のお披露目、表彰式などを予定している。

 入賞者は後日掲載。

 【写説】自然の中で芸術作品が楽しめる「野外・現代花アート展」会場=伊豆の国市中