「津軽三味線世界大会」団体Bで3連覇を達成した生徒たち。前列左から2人目が全国大会2大会を制した片山さん

 ■全日本は片山さん(修善寺南小6年)V、2冠 高岡代表「曲美しく響いた」

 伊豆の国市で活動する津軽三味線・民謡グループ「民芸衆団奏鳴曲(そなた)」(高岡由美子代表)の生徒たちが、津軽三味線発祥の地・青森県で開かれた2大会で好成績を収めた。「第37回津軽三味線世界大会」と「第30回津軽三味線全日本金木大会」で、世界大会では団体Bで3連覇を達成。全日本金木大会では片山真歩さん(修善寺南小6年)が、先月の全国大会に続いて優勝した。

 世界大会は弘前市で開かれ、団体Bにはプロも含む8団体が出場した。

 奏鳴曲は藤池豊さん(至誠館大2年)、渡部麻帆さん(日本社会事業大1年)、足立美月さん(伊豆総合高2年)、影山遥星君(熱海中2年)、片山さん、島凛さん(富士吉永第一小5年)、池田幸明君(函南東小5年)の7人で挑み、オリジナル曲を披露した。創作性や難易度などが評価され、念願の3連覇を果たした。

 個人でも活躍し、ジュニアC級で片山さんと影山君が、ユースC級で足立さんが入賞した。

 全日本金木大会は五所川原市で開催した。片山さんは個人・小学生以下の部に出場し、「津軽じょんから節」を披露。先月の「第21回津軽三味線コンクール全国大会」(東京都)に続いて全国大会を制した。

 司会者のインタビューに片山さんは「津軽に住み寒さに耐えてきた人々の心を考え、津軽の四季を表現することを静岡の地で学んでいきたい」などと答えたという。同部門では、島さんが3位、池田君が入賞。中学生の部で影山君は3位、一般の部C級で渡部さんが入賞を果たした。

 片山さん、島さん、池田君の3人で臨んだ団体・小学生以下の部でも優勝し、2連覇を成し遂げた。

 高岡代表は「2連続優勝していた世界大会では、子どもたちも3年がたって腕が上がり曲も美しく会場に響き渡った。外国人の審査員長から表彰状をもらい、津軽三味線が世界に通じることをうれしく思った。また、『津軽の人々の心』である津軽三味線について、片山さんがしっかり答えられ、うれしかった」とたたえた。

 【写説】「津軽三味線世界大会」団体Bで3連覇を達成した生徒たち。前列左から2人目が全国大会2大会を制した片山さん