あいさつを述べる佐藤会長=伊豆の国市の大仁くぬぎ会館

 ■台風、低温で出荷減少

 伊豆の国市田原野の農産物直売所に出荷登録する生産者の組織「大仁まごころ市場出荷運営協議会」(佐藤好明会長、会員308人)は16日、第15回通常総会を大仁くぬぎ会館で開き、本年度の事業や予算を決めた。第15期(2017年4月1日~18年3月31日)の農産直売品の売り上げは、約1億8139万円で前期比約5・3%減だったことも報告された。

 湯川保夫支配人は、売り上げについて昨年10月の台風で農業環境に影響が出、さらに冬場の日照不足、低温で作物の生育が悪く出荷が少なくなったことなどを原因として挙げた。うるち米、大玉スイカ、大玉トマト、中玉スイカ、茶が前期よりも売り上げを伸ばしたことを報告した。

 土屋龍太郎社長は、市場の方向性を説明。出荷量、出荷者増対策として「人生三毛作」という考え方を紹介し「40歳ごろまでに家庭を築き、65歳までは仕事一筋の人生。勤めを終える65歳から第3期目の“作付け”として農業を提案したい。市場が農地を借りて指導し、市場への出荷につながれば」と述べた。

 事業計画には、エコファーマーの資格取得や特産作物の研究、開発、講演会の開催、市場動向調査などを盛り込んだ。

 【写説】あいさつを述べる佐藤会長=伊豆の国市の大仁くぬぎ会館