伊豆の国市は本年度新規事業として、同市にUターンし、就業などをしながら奨学金を返還する若者に対して支援を行う。予算の範囲内で補助金を交付する。大学などの進学で県外に転出した同市出身者のUターンを促進するのが目的で、補助金額は最大7年間で25万2千円。県内では珍しい取り組みという。

 受給の要件は▽同市に住所があり、年齢が32歳以下(1985年4月2日以降生まれ)▽同市出身者で静岡県外の大学などを卒業▽大学などを卒業した日から交付申請日までに1年以上就業している−などで、全てに該当する必要がある。日本学生支援機構が貸与する奨学金が対象となる。

 補助の金額は1年度につき、交付年度の前年度10月から交付年度の9月までに返還した奨学金に相当する額以内で、上限は3万6千円。本年度の申請受け付けは7月31日までで、審査(8月)、交付決定(9月)、実績報告・請求(11月)、交付(1月)を予定している。

 同補助金は2024年度まで。Uターンをしている、考えている若者への中長期的な経済的支援をすることで同市への定住を促し、労働力の確保や地域の活性化も狙いとしている。問い合わせは同市政策推進課〈電055(948)1413〉へ。