8月に新商品販売開始を報告したJA函南東部総会=函南町農村環境改善センター

 ■総会で報告 8月に牛乳使用新商品を出荷

 JA函南東部(片野敏和組合長)は24日、通常総会を函南町農村環境改善センターで開いた。会員195人のうち委任状を含め146人が出席。事業計画、報告など4議案を承認した。片野組合長は今夏を目標に新商品を出荷することや福島原発事故後、中国に国内で初めて乳製品を輸出したことを報告した。

 事業報告の中では基幹の加工事業は前年比500万円減の34億5800万円を販売した。本年度は富士、富士宮の学校給食用牛乳の納品3億2000万円がなくなったことに対し、全脂粉乳を増産する。8月には牛乳を使った新商品を市場投入する。

 中国の規制により原発事故以来、国内乳製品の輸出ができない現状で5月12日から5日間、上海で開かれた「国際食品・肉類および水産品展覧会」に国内で唯一、同組合の牛乳とヨーグルトを試飲用に輸出したことも報告した。試飲は細野豪志衆院議員の呼び掛けで実現した。

 片野組合長は「今年70周年を迎える。70年間培った英知と地域を大切に思う心を大事に『丹那牛乳』のブランドをさらに伸ばすことに全力で取り組みたい」とあいさつした。来賓の細野衆院議員は「上海で牛乳を飲んでもらった。結果を出す一歩を踏み出した。今後、販路を確保して、本当の結果を出して世界に広めてほしい」と呼び掛けた。仁科喜世志町長もあいさつした。

 【写説】8月に新商品販売開始を報告したJA函南東部総会=函南町農村環境改善センター